冒頭の写真は2014-15シーズン、惜しくも決勝で敗れた際のTBL NikitaKucherov選手。雪辱なるか。
<NHL.com Don’t Leave Open Handedより>
2016-17 NHL シーズンもいよいよ再来週から開幕。まずはイースタン・カンファレンスーメトロポリタン・ディビジョンから。
<メトロポリタン・ディビジョン>
ちなみに去年の予想はプレーオフ進出チームはすべて正解しました^^y
【開幕直前!2】2015-16 NHL メトロポリタン・ディビジョン 予想
去年のイースタン・カンファレンス-メトロポリタン・ディビジョンはワシントン・キャピタルズが抜群の攻守のバランスの良さと若手・ベテランのコンビネーションで二位のピッツバーグ・ペンギンズに16ポイントの大差をつけてプレジデントカップを獲得。
結局はそのピッツバーグ・ペンギンズにプレーオフで敗れたワシントン・キャピタルズですが、レギュラーシーズンでの安定感は今年も健在、メトロポリタン・ディビジョンの首位は変わらないと考えています。
ワシントン・キャピタルズのポイントは通算600ゴールを達成したオベチキンのプロダクション、昨年、ブロデュアーの年間最多勝記録48に並んだゴールキーパー・ホルツビーの活躍。クズネツソフ、ブラボフスキー、トム・ウィルソンなどの若手の活躍、、だが、DepthからみてPO進出はまず問題ないでしょう。
ピッツバーグ・ペンギンズはGKマーク・アンドレ・フラーリと去年プレーオフでブレークしたマット・マーレイの正ゴールキーパ争いが見どころ。契約最終年のマーク・アンドレ・フラーリにトレードの噂が絶えなかったが、ワールドカップでマット・マーレイが2-3か月の負傷。結果的にマーク・アンドレ・フラーリに開幕マスクが転がり込んだが、成績次第ではマーレイ復帰後のトレードもあり得る。
言わずもがなの昨年スタンレーカップ・プレーオフMVP、ワールドカップホッケーMVPとキャリア第二の最盛期を迎えているシドニー・クロスビー、第二ラインセンターにマルキンズ、超攻撃型D、クリス・レタングを抱えるスター集団。順位はスター選手の年間を通した活躍と昨シーズン、輝いた脇役の活躍、FWパトリック・ホーンクビスト、FWカール・ハグリン、Dトレバー・デーリ。個人的にはオイラーズからトレードのDジャスティン・シュルツの活躍に注目したい。
その他では、34歳を迎えたGKヘンリック・ランクヴィストを要するニューヨーク・レンジャーズ。一昨年のプレジデントカップ・チームだが、今年はエースFWブラサードの流出などもあり、厳しい戦いになるのではないかと思われる。
GKブロデュアー退団以来パッとしないニュージャージー・デビルズ、攻撃力が課題だったが、エドモントン・オイラーズから稀代のエース テイラー・ホールをトレード獲得。浮上のきっかけをつかめるか。
フィラデルフィア・フライヤーズ、ニュージャージー・デビルズ、ニューヨーク・レンジャースの終盤には三つ巴が繰り広げられると予想する。
順位 | 去年順位/PO進出 | チーム | プレーオフ |
---|---|---|---|
1位 | 1位/○ | ワシントン・キャピタルズ
WashingtonCapitals |
○ |
2位 | 2位/○ | ピッツバーグ・ペンギンズ
PittsburghPenguins |
○ |
3位 | 4位/○ | ニューヨーク・アイランダーズ
NYIslanders
|
○ |
4位 | 5位/○ | フィラデルフィア・フライヤーズ
PhiladelphiaFlyers |
○ |
5位 | 3位/○ | ニューヨーク・レンジャーズ
NYRangers |
× |
6位 | 6位/× | ニュージャージー・デビルズ
NewJerseyDevils |
× |
7位 | 8位/× | コロンバス・ブルージャケットColumbusBlueJackets | × |
8位 | 7位/× | カロライナ・ハリケーンズ
CarolinaHurricanes |
× |
そして、
<アトランティック・ディビジョン>
昨年は中盤戦の歴史的連勝で大躍進を遂げたフロリダ・パンサーズ。一昨年MVP GKキャリー・プライスがシーズン序盤のケガでシーズンを棒に振り、プレーオフ進出を逃したモントリオール・カナディアンズがキーとなるこのディビジョン。
フロリダ・パンサーズは早々と来年44歳を迎える超ベテラン・ジャロミア・ヤーガ選手と契約延長を決定、38歳を迎える正GKルオンゴとベテランがチームの中心を支え、大型センター・ヒューバード、バルコフ、バジャクスタッドと安い東欧若手選手でサラリーを抑えるバランスの良い構造。去年はうまく行きすぎた感があるが、2位で予想。
モントリオール・カナディアンズはチームの広告塔PK DFスバーンをナッシュビル・プレデターズにトレード、見返りとしてカナダ代表DFシェー・ウェバーを獲得。課題である攻撃力に補強がないのが気がかりだが、ワールドカップホッケーで復活を印象付けたキャリー・プライスのフル回転を前提に、4位通過と予想したい。
他、タンパベイライトニングは問題児、FWドローアンもチームにフィットし始め、スタムコスの契約問題も長期契約で片付いた。今季満了のFWニキータ・クチェロフの契約がまだなのと、GKベン・ビショップの契約延長は未だに未解決な部分があるが、厚いFW陣、「攻撃は最大の防御」を実践するチームとして今期もPO進出はまず間違いない。
デトロイト・レッドウィングスはダツック選手のNHL引退→地元ロシアリーグKHLへ、37歳を迎えるエース・ゼタバーグの高齢化もあり、もうそろそろPO進出があやうい感があるが、25年連続、なんだかんだで、進出。
ワールドカップホッケーでクロスビーとラインを組んで活躍したブラッド・マーチャンド、バージェロンを擁するブルーインズ、攻撃型DFエリック・カールソンを中心とするセネターズもPO進出を狙える位置にいる。
昨年大量の若手を試したバブコック監督率いるメープルリーフはドラ1オースティン・マシュを獲得。2年目を迎えるジャック・アイケルを中心とするチームに変貌しようとしているバッファロー・セイバーズ。若手に伸びしろを期待しているが、まだデプスが足りなく、今期も苦戦が予想される。
順位 | 去年順位/PO進出 | チーム | プレーオフ |
---|---|---|---|
1位 | 2位/○ | タンパベイ・ライトニング
TampabayLightening |
○ |
2位 | 1位/○ | フロリダ・パンサーズ
FloridaPanthers |
○ |
3位 | 3位/○ | デトロイト・レッドウィングス
DetroitRedwings |
○ |
4位 | 6位/× | モントリオール・カナディアンズMontrealCanadiens | ○ |
5位 | 4位/× | ボストン・ブルーインズ
BostonBruins
|
× |
6位 | 5位/× | オタワ・セネターズ
OttawaSenetors
|
× |
7位 | 7位/× | トロント・メープルリーフ
TorontoMapleLeafs |
× |
8位 | 8位/× | バッファロー・セイバーズ
BuffaloSabres |
× |
総括すると
8つのPO進出の席は
確実>ワシントン・キャピタルズ、ピッツバーグ・ペンギンズニューヨーク・アイランダーズ、タンパベイライトニング、フロリダ・パンサーズ。
当確ライン>フィラデルフィア・フライヤーズ、デトロイト・レッドウィングス、モントリオール・カナディアンズ、
可能性あり>ニューヨーク・レンジャース、ボストンブルーインズ、オタワ・セネターズ
ダークホース>ニュージャージー・デビルズ、コロンバス・ブルージャケット
きつい>バッファロー・セイバーズ、トロント・メープルリーフ
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2015-16 ウェスタン/パシフィック・ディビジョン予想
アイキャッチ画像はSan Jose Sharks v PittsburghPenguins Final NBCよりーーー
全くあたらなかった当初の予想とRound2以降の予想。
イースタンカンファレンスを制したのはピッツバーグ・ペンギンズ、ウェスタンカンファレンスを制したのはサンノゼ・シャークス。
サンノゼ・シャークス優位と大方とらえられているが、最後の予想、ピッツバーグ・ペンギンズ。カナダチームなき今年のプレーオフ、せめてカナダ代表キャプテン、天才シドニークロスビー要するピッツバーグ・ペンギンズに雪辱を晴らしてほしい。予想というよりもはや希望。
4勝3敗のGame7でピッツバーグ・ペンギンズでどうでしょうか。
ファイナル、いよいよ始まります!
データはサンノゼ・シャークス↓
それぞれのチームの注目は
<ピッツバーグ・ペンギンズ>
Round3までの立役者>GK Matt Murray
大黒柱Marc-Andre Fleuryのシーズン終盤のケガから出番を逃さなかった若手GK。Fleury復帰後も正GKを守り続けている。新人にしてシリーズMVP候補。
勝利のポイント>タレント集団の活躍
昨年までトロント・メープルリーフでメディアにいじめられ続けたPhilKessel、チームをリードする9ゴール。言わずと知れたSidneyCrosby、EvgeniMalkinsの両エースに超攻撃型DF-KrisLetang。タレント集団が期待通りの活躍を見せれば、カップも近い、、がなかなかスターが活躍しない近年のプレーオフ。そこで頼りになるのが、ダークホース。
ダークホース>BryanRust
シーズンわずか4ゴールの新人がプレーオフだけで5ゴール、しかもカンファレンスファイナルのGame7でチーム全得点となる2ゴール。もっていそう。
—-
<サンノゼ・シャークス>
Round3までの立役者>DF BrentBurns
チューバッカに似ていると話題の超攻撃型DF。シュートが強い、あたりが強い。前歯がない。アイスホッケー選手としてこれ以上のキャラはない。DFとして18試合で6ゴール14アシスト、1試合1ポイント以上とっているのは立派。
アイキャッチ画像はAnaheimDucks v NashvillePredetors 1回戦 Game7 NBCよりーーー
直近6年で5度のスタンレーカップを謳歌したシカゴ・ブラックホークス(3回)、LAキングス(2回)が共に消えたウェストカンファレンス第1ラウンド。そしてベスト4常連アナハイム・ダックスもGame7の末にナッシュビル・プレデターズに敗れる波乱。
イースタンカンファレンスは本命キャピタルズが3連勝から連敗しながらも4-2でフライヤーズを振り切ったものの、アトランティック・ディビジョン1位のフロリダ・パンサーズが2-4でNYアイランダーズに敗れた。NYアイランダーズは残り1分でGame7突入のピンチになりながらもGame6で踏ん張った。このgame6は第1ラウンドベストゲームと言ってよいだろう。
アイランダーズは23年ぶりのスタンレーカッププレーオフ2回戦進出。80年代初頭の栄光をエース・タレベレスで取り戻せるか。2回戦は昨年度準優勝タンパベイ・ライトニング。
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10月上旬に開幕した 2015-16 NHL レギュラーシーズンも早2か月半。
全チーム33-36試合を消化した時点でクリスマスブレイク。12/23~25の3連休を迎えた。
順位は下記のとおり、プレーオフスポットを巡る争いが激化しています!(12月25日現在)
<East-アトランティック>
混戦模様。
モントリオール・カナディアンズは昨年MVPーGKキャリープライスの活躍+好調なフォワード陣で開幕9連勝したものの、その後は11-13とふるわず、ボストン・ブルーインズ6フロリダ・パンサーズの追い上げに合っている。昨年MVP GKキャリープライスのケガと1stラインのギャラガーがパックを手に受けて長期離脱がイタイ。5連敗でXmasブレークを迎えた。
ブルーインズは開幕5戦ケガで出遅れたNHL1デカイ ベテランDFゼノ・チャラを筆頭としたDF陣が好調。FWクレジッチも予想以上の活躍を見せている。パンサーズはバルコフ以外はケガもなくルオンゴを中心とした堅守で去年の雪辱を晴らそうとしている。
予想外の苦戦はタンパベイ・ライトニングス。ケガで22試合出場にとどまっているFWタイラー・ジョンソン、まだ出場のないFWオンドレジェ・パラットの第一ライン2人が欠場とあっては無理もないがプレーオフスポットまで3点差。巻き返し十分可能。
GP | Team | W-L-OTL-Pts | プレーオフ |
---|---|---|---|
36 | モントリオール・カナディアンズ Montreal Canadiens | 20-13-3-43 | ATL1位 |
33 | ボストン・ブルーインズ Boston Bruins | 19-10-4-42 | ATL2位 |
35 | フロリダ・パンサーズ FloridaPanthers | 19-12-4-42 | ATL3位 |
34 | デトロイト・レッドウィングス Detroit Redwings | 17-10-7-41 | WC |
35 | オタワ・セネターズ Ottawa Senetors | 17-12-6-40 | WC |
35 | タンパベイライトニングス Tampa Bay Lightening | 17-15-3-37 | × |
34 | バッファロー・セイバーズ Buffalo Sabres | 14-16-4-32 | × |
33 | トロント・メープルリーフ Toronto Mapleleafs | 12-14-7-31 | × |
<East-メトロポリタン>
独走キャピタルズ、「オベチキンのチームはスタンレーカップ優勝できるか」
オフの補強、若手の伸びがかみ合って、25勝6敗3OTL。オフの最大の課題「ウィングの補強」はLAキングスからジャスティン・ウィリアムズは第二ラインで10ゴール23PT、第一ラインでTJオーシーは13ゴール22ptとなかなかの活躍。若手では第2ラインセンターのクズネツソフが10ゴール30pt。第1ラインのオベチキン&バックストロム依存症が激しかった去年のキャピタルズから脱却しようとしている。主力に大きなケガがなければ安泰、キャピタルズに関しては、レギュラーシーズンよりも、ポストシーズンに興味が移りつつあるといってよい。
ニューヨーク・レンジャーズは去年ほどの勢いがなく、最近10試合は3-6-1でゴール欠乏症。新アリーナが好評のニューヨーク・アイランダーズはエース・タルべレスを様々なラインで組み合わせることで均衡を図っていることが今のところはまっている。
強豪ぞろいのディビジョンを面白くしているのがニュージャージー・デビルズ、フィラデルフィア・フライヤーズの頑張りとピッツバーグ・ペンギンズ、コロンバス・ブルージャケットの不調。
ピッツバーグ・ペンギンズはオフシーズン最大の目玉、トロント・メープルリーフからFWフィル・ケッセルを獲得したものの、シドニー・クロスビーがわずか6ゴール(22pt)の大ブレーキ。マルキンが17ゴール30ptで奮闘しているものの、攻撃力に陰りが見えている。エースディフェンダー、クリス・レタングもケガしがち。28試合で15-10-3の成績を残していたマイク・ジョンストン監督を解任し、サリバン監督が就任したがその後も1-4-0。プレーオフスポットまで5ポイント差。
今年は期待されたコロンバス・ブルージャケットは開幕7連敗の監督トッド・リチャードを解任。2008年、タンパベイ・ライトニングをスタンレーカップ優勝に導いた名物監督ジョン・トルトレラを就任させ、その後は5分の成績。昨年同様、後半戦で台風の目となるか?
GP | Team | W-L-OTL-Pts | プレーオフ |
---|---|---|---|
33 | ワシントン・キャピタルズ Washington Capitals | 25-6-3-52 | MET1位 |
36 | ニューヨーク・レンジャーズ NY Rangers | 20-12-4-44 | MET2位 |
35 | ニューヨーク・アイランダーズ NY Islanders | 19-11-5-43 | MET3位 |
35 | ニュージャージー・デビルズ NewJersey Devils | 17-13-5-39 | × |
34 | フィラデルフィア・フライヤーズ Philadelphia Flyers | 15-12-7-37 | × |
33 | ピッツバーグ・ペンギンズ Pittsburgh Penguins | 16-14-3-35 | × |
34 | カロライナ・ハリケーンズ Carolina Hurricanes | 13-16-5-31 | × |
36 | コロンバス・ブルージャケット Columbus BlueJackets | 13-20-3-29 | × |
<見どころ-イースタンカンファレンス>
新人、ディラン・ラーキンス(デトロイト・レッドウィングスFW)がいきなりゼタバーグ&ダッツクの第一ライン・センターに抜擢。新人らしからぬ落ち着きと派手さはないが的確なパス・シュート。NHLトップの+21、レッドウィングストップの13ゴール(24ポイント)。どこまで伸ばせるか、見ものである。
バブコック監督のトロント・メープルリーフとアメリカン大型新人ジャックアイケル加入のバッファロー・セイバーズ。負け越し具合は去年ほどひどくなく、特にメープルリーフは守りの形が見えてきたので、後半戦に期待できます。メープルリーフの注目選手は好調FWコマロフ選手と、デビューしたエドモントン・オイラーズ戦でいきなりSO勝ちを収めたGKジャレッド・スパーク。
2015-16 NHL シーズンもいよいよ再来週から開幕。今回はイースタン・カンファレンスの第2弾 メトロポリタン・ディビジョン。
去年のメトロポリタン・ディビジョンはニューヨーク・レンジャーズがバランスの取れた攻守(得失点差+60はNHLトップ)でプレジデント・カップ(最優秀ポイント獲得チーム)を獲得。
その他、終盤ではピッツバーグ・ペンギンズが終盤の大失速がありながらもなんとかPO進出、ニューヨーク・アイランダーズが最終戦でホームアドバンテージを失うなどの波乱もありました。果たして今年は?
前回のアトランティックディビジョンの予想は3チーム出場なので、メトロポリタン・ディビジョン
オベチキン擁するワシントン・キャピタルズ、フィル・ケッセルを加えたピッツバーグ・ペンギンズは手堅い。
以降は僅差、
ニューヨーク・レンジャーズ、フィラデルフィア・フライヤーズ、ニューヨーク・アイランダーズ、コロンバス・ブルージャケットの4チームで3つのスポットを争う展開。
プレジデント・カップ獲得のニューヨーク・レンジャーズも昨年ほどは見込めないものの、安定した力でポジションを獲得。
加えて昨年PO進出を逃したフィラデルフィア・フライヤーズもGK&守備陣が持ち直せば期待できる。
○
順位 | 去年順位/PO進出 | チーム | プレーオフ |
---|---|---|---|
1位 | 2位/○ | ワシントン・キャピタルズWashingtonCapitals | ○ |
2位 | 4位/○ | ピッツバーグ・ペンギンズPittsburghPenguins | ○ |
3位 | 6位/○ | フィラデルフィア・フライヤーズPhiladelphiaFlyers | ○ |
4位 | 1位/× | ニューヨーク・レンジャーズNYRangers | ○ |
5位 | 3位/○ | ニューヨーク・アイランダーズNYIslanders | ○ |
6位 | 5位/× | コロンバス・ブルージャケットColumbusBlueJackets | × |
7位 | 7位/× | ニュージャージー・デビルズNewJerseyDevils | × |
8位 | 8位/× | カロライナ・ハリケーンズCarolinaHurricanes | × |
アトランティック・ディビジョンからは3チームの進出予想。
長所>オベチキン
最大の弱点だった第1ライン、オベチキン-バックストロムと組めるウィングの補強にTJオシーを獲得。GKホルツビーも長期契約を手に入れ、第二ラインのクズネツソフ、ブラ国府スキーなどの若手も育っている。盤石の体制でスタンレーカップ優勝を狙う。
短所>オベチキン
良くも悪くもオベチキンのチーム。波とケガが少ないオベチキンなので計算はできるが、代替選手はいない。
長所>豪華攻撃陣
第一ラインC・クロスビー、第二ラインC・マルキンズ。これだけで十分と思えるが更にフィル・ケッセルが移籍。ホーンクビスト、クニッツ、ペロンなどが脇を固め、更に後ろにはDF-レタング、GKフラーリー。NHL随一のスター集団。
短所>ケガ
昨年はペロン以外、上記に挙げたスター選手はフルシーズン戦えていない。今年もケガに泣かされるようだとキツイ。(それでもPOはカタイと踏むが。)
長所>攻撃陣
FWヴォラチェック81pt、FWクロード・ジロー73pt、マーク・ストレイト52pt、ウェインシモンズ50pt。4人の50pt以上スコアラーを要する破壊力は今年も健在
短所>あとはディフェンス
思ったほどの補強ができていないのが気になるが、バックアップキーパーにニエベスを獲得。スティーブ・メイソンが一昨年の輝きを取り戻してくれるかがポイント。
長所>バランス
NHLトップ20ポイントスコアラーの20位に昨年キャリアハイ69pt(42ゴール)を記録したリック・ナッシュ以外いない。攻撃陣に華々しいスターがいないものの地道に攻撃、地道に守る穴のないチーム
短所>「キング」
ことヘンリック・ルンクヴィストも今年34歳を迎え、シーズンを通して活躍を維持できるかが疑問。去年、彼が負傷した際はバックアップキーパ・タルボットの活躍があったが、今年はタルボットもオイラーズに移籍。去年ほどの勝ち星は苦しいと予想。
長所>若手・新本拠地
ジョン・タルベルス、オコポソを中心に、ブロック・ネルソン、ライアン・ストーム、アンダース・リーなどの若手も育った。ナッソー・コロシアムからの移転し、心機一転、PO進出ではずみをつけたいところ。
短所>勝負弱い
3-4点差から追いつかれる場面も多く、どことなくスキの多いチーム。POホームアドバンテージがかかった昨シーズンのレギュラーシーズン最終試合も第3ピリオド残り1:30で追いつかれると結局シュートアウト負け。キャビタルズにはゲーム7負け。重要な局面での痛い黒星が目立つ。
長所>若手
若手実力FWライアン・ヨハンソンに加え、ニック・フォリグノが覚醒した去年。今季は22歳ながらスタンレーカップ優勝2回のスピードスター・ブランドン・サッドが移籍加入。
短所>ケガ
去年、ケガ人が復帰した終盤は12-0-1で締めくくり、今期につなげた感があり、下馬評は高い。しかし、若手起用の裏を返せば層の薄さは目立つ。安定した成績を残せるかは疑問が残る。惜しいところでプレーオフを逃すのでは。。
長所>GKコーリーシュナイダー
平均以上の数字を残すだろう。
短所>攻撃陣
問題の攻撃陣の補強ができていない。今年は厳しい年になると予想。
長所>バランス
攻撃陣をけん引するのはエリック・ストール54pt、守備の要は再契約に成功したGKキャム・ウォード。バックアップキーパーにはエディー・ラックをバンクーバー・カナックスから獲得。
短所>コマ不足
バランスはとれているが、両方とも物足りない。「スゴイ!」と思える補強もなく、今年への期待は低い。
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2015-16 NHL シーズンもいよいよ再来週から開幕。まずはイースタン・カンファレンスから!
去年のイースタン・カンファレンスはオタワ・セネターズがボストン・ブルーインズ、フロリダ・パンサーズとの激しいプレーオフ争いを制して切符をつかみ取りました。
果たして今年は。。?
まずは、アトランティック・ディビジョンから、、
昨年NHL最少失点(ブラックホークスと並んで189)モントリオール・カナディアンズの堅守とNHL最多得点(262)のタンパベイ・ライトニングは手堅く、バブコック監督が抜けたデトロイト・レッドウィングスもしぶとくPO進出と予想。
三つ巴を演じたフロリダ・パンサーズ、オタワ・セネターズ、ボストン・ブルーインズもワイルドカードに届かないと予想。アトランティックは去年の4枠→3枠に減ると思われる。
順位 | 去年順位/PO進出 | チーム | プレーオフ |
---|---|---|---|
1位 | 2位/○ | タンパベイ・ライトニング
TampabayLightening |
○ |
2位 | 1位/○ | モントリオール・カナディアンズ
MontrealCanadiens |
○ |
3位 | 3位/○ | デトロイト・レッドウィングス
DetroitRedwings |
○ |
4位 | 6位/× | フロリダ・パンサーズ
FloridaPanthers |
× |
5位 | 4位/○ | オタワ・セネターズ
OttawaSenetors |
× |
6位 | 7位/× | トロント・メープルリーフ
TorontoMapleLeafs |
× |
7位 | 5位/× | ボストン・ブルーインズ
BostonBruins |
× |
8位 | 8位/× | バッファロー・セイバーズ
BuffaloSabres |
× |
アトランティック・ディビジョンからは3チームの進出予想。
長所>圧倒的な攻撃力
昨年はスティーブン・スタムコスを筆頭に4人の60ptスコアラーに加え、超攻撃型DFビクター・ヘッドマン。昨年のスタンレーカップ決勝戦進出の経験を積んだチームは更に進化。
短所>ゴールキーパー
去年安定した活躍を見せたベン・ビショップ、バックアップキーパーとしてのバシノフスキーは悪くない布陣だが、プレーオフでは一貫した活躍を見せたとは言い難かった。それでも平均以上ではあるが。。
長所>MVP GK キャリー・プライス
唯一1点台の防御率、文句なしのMVP獲得だった昨年。2年連続で同じ活躍、、とまでは考えにくいが、今年も期待していいはず
短所>攻撃陣
思ったほどの補強ができていない。今年もロースコア/1点差試合でしのぐ展開が多そう。
長所>23年連続PO進出の実績
はダテではないはず。ということでPO進出はカタイと思われる。
短所>高齢化・コーチ変更
バブコック監督からの変更、第一ラインのゼターバーグ、ダツヤックらの第一ラインが30代半ばから後半に差し掛かっている。ダツヤックは去年に引き続き、ケガで出遅れることが決定的。
長所>GKルオンゴ&若手
一昨年のNHL全体最下位からPO争いに躍進。新人王DFエクブラッドの2年目のジンクスがなければ、更に進化が見込まれる。
短所>不人気
いつ観てもガラガラなスタンド。マイアミ近郊でアイスホッケーが定着できるか、正念場。同じフロリダ州のタンパベイ・ライトニングのスタンドは満杯なのに。
長所>攻撃陣
スーパーDFエリック・カールソンの活躍は今年も計算できる。
短所>2年目のジンクス
新人王候補にもなったFWマーク・ストーン、去年活躍を再現できるとは考えにくい。
長所>バブコック監督
就任は好材料。NHL随一の金満チーム、再建段階だが、一つ順位を上げると予想する。
短所>マスコミ
ホッケー立国カナダの中心トロント。注目度も高く、少し調子が悪くなると色めきだつマスコミ。去年はキャプテンDFファヌフ、ケスラーが餌食に。
長所>経験値
経験豊富なベテラン勢。若返りが必要なのも確かだが、若手DFハミルトンを放出したのは痛いのでは?
短所>ちぐはぐな補強
現有戦力を積極的にドラフト指名権に替えたが、即戦力ではなく、どちらかと言えば、将来的補強に見えた。
長所>伸びしろ
新人ジャック・アイケルの他、問題児エバンダーケイン、モーガン・オー・ライリー。昨年総得点161点(試合平均2点以下!)の攻撃陣は良くなっているハズ。
短所>コマ不足
去年失点数はオイラーズに次ぐ274(試合平均3点以上)だが守備は補強ができていない。プレーオフ進出はほぼない。来年以降の布石の年となるか?
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2015-16 ウェスタン/セントラル・ディヴィジョン予想
2015-16 ウェスタン/パシフィック・ディビジョン予想
<写真はNewYorkCBSLocalより>
いよいよ明日に迫ったStanleyCupプレーオフ ConferenceFinal 第3回戦。
NYRangers対Tam
paBayLighteningsを数字から試合展開を予想します。
ちなみに、、ですが、プレーオフ前の予想。Eastは、OTT-MTL以外は的中!^へ^
(WESTはボロボロでしたが、、、)↓ プレーオフ前予想
今回はプレーオフ後のデータを基に勝手に解説したいと思います。
予想は単刀直入に 4-2 NYRangers。
下の図はプレーオフ16チームの平均値とNYRangers、Lighteningsの項目比較です。
PCTの部分が%表示なので差が分かりにくいのですが、、そこはご勘弁。
これを元にパワーポイント換算すると、、
NewYorkRangers | TBLightenings | |
---|---|---|
Offense | -2.5 | -2.1 |
Defense | 6.9 | 2.1 |
Balance | 6.4 | 3.2 |
Total | 10.7 | 3.2 |
<Offense>
>TB有利。
GF/G AVG 2.4 - NYR 2.0:TB 2.62
SOG/G AVG 30.1 - NYR 32.2:TB 27.3
PPG-PCT AVG 18.3% - NYR 16%:TB 18%
TBLighteningsは平均シュート数が平均以下にも関わらず、得点が上回っています。攻撃のイメージが強いですが、カウンター中心の効率的な攻撃をしていることがうかがえます。スピードスターTylerJohnsonの活躍やスナイパーStevenStamkosなど2ラインの活躍がそのまま反映された形です。
プレーオフに入って得点力不足が定着した感のNewYorkRangers。TBLighteningsとは逆にシュート数は平均を上回っているものの、肝心の得点数が下回る結果に。
パワープレー成功率もTBは平均レベル、一方のNYRは苦しんでいます。
総合的にTBが上回っています。
<Defense>
>NYR有利
GA/G AVG 2.4 - NYR 1.67:TB 2.15
SV-PCT AVG .916 - NYR .944:TB .922
PK-PCT AVG 81.8% - NYR 88.0%:TB 86.7%
両者平均失点(GA/G)、セーブ率(SV-PCT)、ペナルティーキル成功率(PK-PCT)、全て平均値を上回る活躍ですが、NYRが大きく内容で上回っています。
平均失点1.67はプレーオフ進出チームトップ。平均セーブ率は1回戦敗退のOttawaSenetorsに次ぐ数字です。(Senetorsは6試合、NYRは12試合での値なのでスゴイ) GK-HenrikLundqvistの活躍に尽きるわけですが、NHL随一の攻撃力をもつLighteningsでも実力を発揮できるかは注目です。
<Balance>
>NYR有利
SOGDIFF/G AVG 0.0 - NYR 2.6:TB -0.4
PIMA-PIM/G AVG 0.0 - NYR 2.7:TB 3.2
PPO-TSH/G AVG 0.0 - NYR 1.1:TB 0.4
バランスに関してはNYRがすべての項目において平均を上回っています。
一方TBは、対戦チームにより多くのシュートを打たれていることが伺えます。
両チームともペナルティ-時間が対戦チームよりも少なく(PIMA-PIM)、結果的に数的優位に立っている回数が不利に立つ回数(PPO-TSH)を上回っています。特にNYRはゲーム当たり1.1回は多く数的優位に立っていることは大きなアドバンテージですが、パワープレー成功率が平均以下であることが、課題となります。
<総括>
攻撃力はTBが上回りますが、NYRangersー>HenrikLundqvist が補って余りある活躍を見せています。TB-GKBenBishopも平均以上の活躍を見せていますが、2回戦敗退チームの平均セーブ率.921(TB=.922)であることを踏まえると、次に進むには更なるギアチェンジが必要です。
NYRangersはプレーオフ14戦連続1点差ゲームの珍記録を樹立していますが、HenrikLundqvistの頑張りと攻撃陣の不調の裏返しです。レギュラーシーズンに活躍した第1ラインRickNashが1G5A、Martin.St.Louisにいたっては0G4Aと不振なので、伸びしろは期待できます。が、逆に不振のままですと、、、
NYRのポイント
1.HenrikLundqvistの好調維持
2.第一ラインの復活>特に元LighteningsのMartin.St.Louisには注目!
TBのポイント
1.TylerJohnson、StevenStamkosの好調維持
2.BenBishopの更なる頑張り。
それぞれのポイント2を比較すると、BenBishopには申し訳ないのですが、、NYRangersの方がメがあります。よってNYR-Game6 で決まりではないでしょうか。
以上
EastConferenceの実質、最後の一枠
Bruins v.Senetors v. Panthers
笑!OttawaSenetors 2-1 DetroitRedWings(SO)
HamburglarことHammondが復活勝利。もはや今後は正キーパーのCAndersonを押しのけて起用が予想されます。
第3ピリオド残り4分でClarkeMacArthurが値千金のミドルシュートで追いつくと、SOでは2度リードされながらも4人目で決める、崖っぷち勝利。
しかし、、
笑 BostonBruins 3-2 痛!痛!FloridaPanthers
FloridaPanthersは第三ピリオドに2失点の逆転負け。第三ピリオド残り約1分での失点が痛かった。これでFloridaPanthersはBostonBruins同様残り4試合で勝ち点6差。Playoff進出は絶望的な状況。
OttawaSenetorsは残り5試合で勝ち点3差。負けられない争いになった。
笑 VancouverCanucks 5-4 NashvillePredetars(SO)
VancouverCanucksがSOで貴重な勝ち点2を獲得!勝ち点95に伸ばし、残り試合同じ4試合のFlamesとの差を4に広げ、Playoff進出に大きく前進。
一方、、
痛 WinnipegJets 2-3 NewYorkRangers
WinnipegJetsは強豪NYRangersに勝ち点を拾えず、手痛い敗戦。これで勝ち点91 CalgaryFlames(Conf3位-残り5試合)、勝ち点90 WinnipegJets(残り5試合)、勝ち点89 LAKings(残り6試合)の3チームにより残り2枠になった。
CalgaryFlamesはWinnipegJets、LAKingsと残り1試合ずつ残す状況。ますます過熱!
その他
笑 WashingtonCapitals 4-2 CarolinaHurricanes >>>観に行きました!
Oveが今季50ゴール!二位に10点つける。2-0から追いつかれるもののHoltsbyの安定感で突き放した感がある。
WashingtonCapitalsはPlayoffが盤石になってきました。
OveをNicklasBackstromと引き離し、第二ラインでTroyBrouwer、Ward、あるいはTroyBrouwer、Kuznetzovと組ませることで厚みを持たせている感がありました。NicklasBackstromはMarcusJohansson、TroyBrouwerと組む場面が目立ちました。
なかなか面白い試み!
バックネット裏で観ました!後ほど紹介しますね!
その他・その他ー消化試合。
TorontoMapleLeafs 3-1 TampaBayLightenings
ここにきて、ようやく調子が上がったか、あるいはLighteningsの気が緩んだか、、
(EDMONTON jOURNALより抜粋 <〇> )